MFI(モバイル・ファースト・インデックス)が正式に開始!気をつけるべきことをCHECK

MFI Web制作

2016年11月4日(金)にGoogleが、「モバイルファーストインデックス(MFI:Mobile First Indexing)」を公式発表しました。
これによって、インターネットを活用した“検索”は大きな変化の時を迎えました。

検索する際、モバイルデバイス(スマートフォン)を使用する人がPCを使用する人を上回り、過半数を記録。検索エンジンのGoogleが発表したところによると、特に日本を含む先進国でその傾向が顕著に見られるようです。

2018年の現在も、“モバイル検索人口”は増加の一途をたどっています。

家のソファで、通勤電車の中で、カフェや公園で、至るところで人々がスマートフォンに目を落としているのを見れば納得できるところでしょう。

そんな中、Googleはよりモバイルユーザーに寄り添ったサービスの提供を重視するようになっています。

その一環として、Googleは日本時間の2018年3月27日、アメリカの本社でMFIの導入を本格的にスタートさせたと発表しました。

2016年11月の時点で予告されていたものなので、「聞いたことはある」という方もいらっしゃるかと思いますが、今回はいよいよ本格スタートが決定したこのMFIをテーマにお送りします。

MFIとは?

MFI(モバイル・ファースト・インデックス)とは、Googleがサイトを評価する際、PCサイトではなくモバイルサイトのデータをもとにするということ。

現在、Googleにサイト内のコンテンツの情報を蓄積させる(インデックスさせる)ために、クローラーがPC、モバイルサイトをめぐっています。従来はPCサイトからの情報をもとにサイトの評価が行われていましたが、今後はモバイルサイトから収集された情報が評価に使用されます。

結果的に、Googleの検索結果はモバイルユーザーにとってより便利で有益なものになります。

要するに、モバイルユーザーに優しいサイトほど高く評価されるようになる、ということだといえるでしょう。

とはいえ、あくまでも「ファースト」であるという点には留意しておくべきといえるでしょう。

「ファースト(First)」は「第一にする/優先する」という意味であり、たとえば「ウチのサイトはPC版しかないから終わりだ!」などと考える必要はありません。

実際、Googleでは、MFIの準備がすでに完璧にできていると思われるところから順に移行していく、と発表しています。

PC版しかない場合は従来通り、PCサイトのデータをもとにインデックスされることになると考えられます。

なお、モバイルデバイスで見た場合に文字や画像といったコンテンツが“モバイルサイズ”に自動的に切り替わる「レスポンシブ対応」が行われているサイトなら、同等のコンテンツが入ったPC版とモバイル版がすでにあるという状態なので、特に気にすることはありません。

“MFI時代”に気をつけるべきこと

先述の通り、MFIの本格導入が決定したからといって、モバイルサイトがなければその時点で終わりというわけではありません。

そもそも、Googleの至上目的はインターネットのユーザーにとってよりよい検索環境を整えることにあります。

「今、インターネットのユーザーは多くがモバイルデバイスを使用している」

「PCよりもモバイルを使用する人のほうが圧倒的に多い」

MFIは、そんな状況から生まれた必然的なものであるといえます。

このように、一言でいえば“ユーザー思い”のGoogle。

MFIを進めるにあたって「モバイル用ページがないからダメ」という短絡的な判断を下すことはありません。

PC版しかないサイトであるとしても、そのサイトのコンテンツがユーザーにとって有益なものであるなら「いきなりガックリ順位が下がる」というようなことはないと考えられます。

MFIが本格化するからといって、慌ててカタチだけ間に合わせのものを整える、という必要はありません。

じっくりとレスポンシブ対応を進め、またそのうえでより良いモバイル環境のためにAMP化(モバイル用ページの高速表示化)を行うといった対策を講じてみましょう。

また、ダイナミックサービング(動的な配信)というスタイルのサイトは“MFI時代”の今、もう一度サイトを見直すことが必要かもしれません。

URLは同じであるものの、サイト内のコンテンツがPC、モバイルのデバイスに合わせて変化するというのがダイナミックサービング。簡単にいえば「PC用ページ」「モバイル用ページ」が別々に存在するという状態です。

そのようなサイトは今後、MFIの基本にのっとって「モバイル用ページ」で評価されることになります。

このとき、「PC用ページ」にある重要なコンテンツが「モバイル用ページ」では省略されていたりした場合、サイトの評価が低くなってしまう可能性があります。

「モバイル用ページ」を隅々までチェックし、「PCページにしかない重要なコンテンツ」がある場合にはモバイル版でも表示できるよう記載していく、といった対策が必要です。