広告効果を改善するために欠かせないABテストのポイント

Web制作

Google、Yahoo!などの検索画面に設置するリスティング広告。
検索エンジンを使用するとき、ユーザーの目が何よりも先にとらえるこの広告は、魅力的なものであればあるほど効果を発揮します。
より具体的にいえば、ユーザーの目を惹き、心にヒットするようなタイトル文・内容文(広告文)を備えた広告であればあるほど効果的です。

逆にいえば、広告が魅力的なものでない限り、クリックされることもその先のサービスを利用してもらうこともなく、広告費だけが砂のようにこぼれ落ちていくことになってしまいます。

今回のテーマは、よりユーザーの心にヒットする広告を仕上げるために欠かせない工程のひとつ「ABテスト」。
具体的にはどのようなテストが行われるのか、テストの際に気をつけるべきポイントとはどのようなものなのか、まとめてみました。

ABテストとは?

ABテストとは今、最先端と呼ばれるwebマーケティング手法になります。
簡単にまとめると【A】と【B】という2通りのものを用意し、どちらが優れているか確かめるというものです。

リスティング広告の場合は、タイトル文や広告文のテキストを複数パターン用意して確かめるというのが一般的(Google、Yahoo!ともに、実際には3通り以上の広告を同時に出稿することが可能です)。
実際に表示してみて、表示回数やCTR(クリック率)をチェック。どちらのほうがよりユーザーの目を惹き、広告としての効果をあげたかを確認します。

このABテスト、現在ではリスティングに限らず、バナー広告やメルマガなど、インターネットを使った広告を打つ場合には欠かせないものとなっています。バナー広告やメルマガの場合には、もちろんテキストだけでなくイメージ画像やボタンの大きさ、色などもテストの対象になります。

また、ABテストの概念自体はもっと広く、ネット広告以外の世界でも活用されています。
たとえば、ある企業が確実に売れる新製品を世に送り出すために、従来の製品と新製品を同時に販売。いずれの製品がより売れたか、アンケートなども行いつつチェックするということが行われています。

※もちろん2パターンだけではなく、3パターン4パターンとテストすることもあります。

ABテストのポイント

ABテストを行う際に大事なポイントとして、【A】【B】の違いを明確にすることが挙げられます。
たとえば、古着買取店のリスティング広告でテストを行う際、以下のような【A】【B】を作成したとしましょう。

【A】
タイトル:買取額の高さが自慢!|古着店○○堂
広告文:あなたの読み終わった本、他店よりも確実に高く買い取ります!
【B】
タイトル:業界最高の買取額を実現!|古着店○○堂
広告文:本のプロが価値をバッチリ見極めて高額買取いたします!

例文の良しあしは別として、このようにタイトルも広告文もまったく文言が違うものにしてしまうと、2つの違いが明確に見えてきません。
そこで、まずはタイトルのみ、あるいは広告文のみを変えてみて、「ここが違う」という点が明確にわかる形でテストを行うことが大切です。

また、ある程度は時間をかけて表示回数、クリック数のデータを集めるということも心がける必要があります。
たとえば表示回数10回前後、クリック数1~2回というレベルで【A】【B】を比較しても、信頼に足るデータは得られません。
「表示回数が10,000を超えた時点で比較する」など、初めにルールを決めておくとより確実なテストを行うことができるでしょう。

まとめ

どの訴求、サイト作りが最もよいのかはユーザーに聞いてみないとわかりません。
デザイナーの感覚で作ったサイトやクライアントの意向で作ったサイトで本当に正しいと思いますか?
もしかしたら、機会損失をしているかもしれません。
どのようなABテストがあるか、ABテストがなぜ今、最先端のマーケティング手法と言われるのか
理解できましたでしょうか?
この機会にABテストを行ってwebサイトを最適化してみるのもいいかもしれません。